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食生活の幅が広がり、様々な選択肢がある世の中、
今日はあえて「お肉」にフォーカスし
美味しさだけではない魅力をお伝えします。
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お肉というと、タンパク質か脂身か、
そんな両極端なイメージを持っていませんか?
実は他の栄養素も豊富に含まれています!
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値段も手ごろ、さっぱりとした味わいで焼き鳥や唐揚げなど
調理の幅も広い鶏肉。
特に「ささみ」の部位は、低カロリー、高タンパク質で
トレーニングやダイエットをしている方の強い味方です。
また、アミノ酸が結びついた成分である
カルノシンやアンセリンといった成分も多く含まれ、
疲労回復、抗酸化作用、尿酸値を下げるような効果も期待されています。
カロリーや脂質が多いため敬遠される「皮」の部位にも
コラーゲンやビタミンBのひとつナイアシンも豊富です。
上手に活かして調理すれば食べやすく、栄養も取ることができます。
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続いては牛肉、大きな体の牛は食用される部位も様々です。
味わい深く、ステーキや焼き肉などシンプルな調理方法も好まれます。
産地や牛の種類によってもカロリーや栄養素に大きく違いが出ます。
赤身がメインの輸入牛では以上のようなカロリーが目安となります。
タンパク質、アミノ酸はもちろんですが、赤身肉に多いのが亜鉛や鉄。
亜鉛不足は味覚障害や肌のトラブルにもつながります。
また、動物性の鉄分であるヘム鉄は体内への吸収率がいいのも特徴です。
女性も積極的に取ってほしい肉類です。
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豚肉はなんといってもビタミンB群、
糖質の代謝に関係するビタミンB1、皮膚の健康をサポートするビタミンB6、
神経のビタミンとも呼ばれるビタミンB12などが豊富です。
アリシンとよばれる、ビタミンB1の吸収効率を上げる成分を含む
玉ねぎやにんにくと摂取するのがおすすめです。
疲れた時にこそ、豚肉料理を試してみませんか?
メジャーな種類のお肉を紹介しましたが、
まだまだ羊肉や鴨肉など食用されている肉類は多くあります。
美味しさはもちろん、身体に嬉しい成分も多いことにも
あらためて注目してみてください。
食べ物にあふれた世の中、選べる時代、社会に生きているからこそ
正しい知識を収集して、そして自分なりの考えをもって、
美味しく健康的な食生活ができるといいですね。
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