・
環境の変化や季節の変わり目、
気分の浮き沈みは、誰にでも起こりうること。
そんな「気分」や「感情」の起伏に大きく影響を与えるのが
脳内の物質、セロトニンです。
・
・
人間が感じる「幸せ」のカギとなる物質。
しかしストレス社会、食生活の変化から
現代人はセロトニンが不足していると言われています。
セロトニンの分泌に必要なのが、「トリプトファン」。
大豆・豆製品、バナナ、ナッツ類に多く含まれる
必須アミノ酸で、体内では合成されません。
加えて必要となるのが、ビタミンB6。
玄米や、牛レバー、マグロやカツオに多く含まれます。
・
・
セロトニンを増やすためにできることは、
食生活の見直しだけではありません。
ひとつは、日光浴。
特に、日照時間の少ない冬は
うつ症状が起こりやすいとされています。
これは、「季節性感情障害(SAD)」という
季節性うつ、冬季うつとも呼ばれるもの。
この症例は世界中で報告されています。
そしてやはり運動も。心の健康維持に欠かすことはできません。
セロトニン分泌を促進するには
ランニングや縄跳びといったリズム運動が効果的。
20~30分程度行いましょう。
・
・
女性は男性よりセロトニンを生成する力が弱いといわれており、
最近の研究では更年期症状との関わりも指摘されています。
どこか気分が晴れない、ネガティブな感情が
続いているときは自分を責めてしまいがち。
「もしかしてセロトニン不足?」と思うだけでも
少しは心が楽になるかもしれませんね!
・