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毎年のように、熱中症で救急搬送される事案を聞きますね。
真夏はもちろん、5月6月の急に暑い日や、9月10月、残暑の続く時期なども
気が抜けない熱中症予防。命にもかかわる危険性を考慮し、
「熱中症警戒アラート」というものが運用されているのをご存じですか?
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その基準は「暑さ指数(WBGT)」というもの。
ただ気温が高いだけではなく、熱中症を引き起こしやすい条件を
加味して基準が設けられています。
気温に加え、湿度、日射・放射が要素となります。
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屋外では以下の式で、暑さ指数が求められます。
暑さ指数(WBGT)
= 0.1×乾球温度(気温)+0.7×湿球温度(湿度)+0.2×黒球温度(輻射熱)
暑さ指数が33以上と予想されると、「熱中症警戒アラート」が
発令されます。
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アラートが出る前の、暑さ指数28を超えると
熱中症で搬送される方の数が急増するというデータもあります。
アラートはあくまでも予想、その日の体調や、場所なども考え
柔軟に対応できるのが一番です。
水分、塩分補給、適切な服装、空調の活用など事前の準備、
さらに天気予報などを日々チェックする習慣をつけて、
夏を楽しみながら、安全に乗り越えましょう!
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