第3のミルクのおはなし

カフェのメニューで目に入る「ミルク変更」の文字。

豆乳=ソイミルクは今では当然となりましたが、

最近ではさらに多様な選択肢が増えていることをご存じですか？

大きい括りで「第3のミルク」と呼ばれる、植物性のミルクたち。

牛乳アレルギーや動物由来のものを避けるヴィーガンの方たちだけではなく

健康や美意識の高まりから、その種類も増えています。

スーパーやコンビニでも、牛乳、豆乳と並んで販売されることも一般的になってきています。

中でも、手に取りやすい3つをご紹介します。 

 まずはアーモンドミルク。豆乳の次にメジャーなミルクといえるかもしれません。

メーカーやお店など、それぞれで製造方法は異なりますが、

基本的には細かくしたアーモンドを水と混ぜることで作られます。

牛乳200mlで126kcalと比べても低カロリー。

糖質も低く、さらにビタミンEなどが含まれ、美容に気を遣う方にもおすすめです。

濾されているものはさらっとした飲み口で、後味もさっぱりとしているため

牛乳や豆乳よりもクセを感じずに飲みやすい印象です。

次にオーツミルク。

海外の朝食では定番のオートミール、日本でもダイエット食品として

流行った時期もありましたね。その原料でもあるオーツ麦は、

食物繊維が豊富、さらにグルテンフリーなど食事に気を遣う方にとって

うれしい要素がたくさん含まれている食品の一つです。

オーツ麦由来のオーツミルクは、麦の自然な甘さやコクを感じることができ、

牛乳に近い飲みごたえも。温めてスープにするのもおすすめです。

 最後にココナッツミルク。

飲料としてよりも、調理された状態が広く知られているかもしれません。

東南アジア料理では、カレーやスープによく用いられます。

細かくしたココナッツを水と煮込んで作られ、

この時に分離してできるココナッツクリームは、ミルクよりも

さらに脂肪分が高く、濃厚な部分を指します。

その風味や濃厚さを活かして、スイーツにも使わることもしばしば。

脂肪分を取り除き、飲み物として加工されているものが市販されています。

そのままでも、スムージーを作る際に活用するのもおすすめです。

3つのミルクをご紹介しましたが、

さらに、ライスミルクやえんどう豆ミルク、カシューナッツミルクなど

その種類も、市場も拡大しています。

飲み物として美味しいもの、料理に使いやすいもの、

ヘルシーさを重視するとき、風味を生かしたいとき、

選択肢が増えることでその可能性も無限大に…

ぜひご自身で探求してみてください！

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