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さまざまな色にあふれている日常。
私たちは知らず知らずのうちに
i影響を受けているのかもしれません。
色が持つ力を少しご紹介します。
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まずは「赤」。
多くの人にとって共通の情熱の色という印象は、
炎や血液といった生命にリンクするからと考えられています。
外に向けて自信を伝えるだけでなく、目にすることで
自分も温かさを感じることのできるカラーです。
同じ暖色である「オレンジ」は
赤同様、温かみを感じるカラーでありながら、
赤ほどに威圧感を与えないのが特徴です。
創造力を刺激、広告利用も多いなど、好感度の高いカラーだと言えます。
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「ピンク」の印象はいかがでしょう?
力強い赤に白が混ざることで生まれるピンクは
やさしい、可愛らしいイメージがあり、
長年「女性らしい」カラーとして捉えられてきました。
ジェンダーと色を簡単に結びつけることはすでに古い考えですが、
その効果を空間や生活に活かすことはできます。
次に「青」、海や空など開放的、
変化のない安定したものを連想させます。
落ち着きや冷静さを与えることができ、
心拍数や体温を下げる効果も期待されています。
手術着が青であることも有名ですね。
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次に「緑」。グリーンは植物の色です。
癒し効果があるのは多くの方が感じていることでしょう。
ほかの色とのバランスをとるカラーでもあり、
落ち着き、安心感を与えてくれるため
街中ではドラッグストアや工事現場の安全標識などで
見かけることも多いカラーです。
「灰色」はグレーゾーンという言葉もあるように中立を表す色。
なじみやすい色のため、ほかを際立たせる脇役として活躍します。
その他にも、光を表す「黄色」は陽気さや愉快なイメージを与えたり、
神秘さ、重厚感を持つ「紫色」で非日常を演出したりなど
上手に使えば、見た人の印象をコントロールすることができます。
インテリア、壁紙、ハンカチやネクタイなど身の回りのアイテムを
選ぶ際の参考にしてみてはいかがでしょうか?
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