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よく聞く「よくない食べ合わせ」。
気にして避ける方もいれば、
全く気にしない方もいますよね。
一緒に食べると、お腹が痛くなる?
縁起が悪い?
逆に「よい組み合わせ」もあります。
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まずは、うなぎと梅干の組み合わせ。
結論から言うと、同時に食べたからと言って、
直接的に何かの成分が身体への害になる、
というわけではありません。
その酸っぱさで食欲を増加させる効果がある梅干し。
贅沢品であるうなぎをたくさん食べてしまわないための
戒めだといわれています。
一方、天ぷらとアイスクリームは
消化に関係して、食べ合わせが悪いと考えられています。
油を使った料理は消化に時間がかかるため、
さらに胃腸を冷やす冷たい食べ物を食べると
胃腸への負担が増加してしまいます。
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逆に「よい食べ合わせ」もご紹介。
カレーライスのお供に欠かせないのがらっきょうですね。
らっきょうに含まれる辛味成分で
油脂の多いカレーの消化が促進されます。
トマトとオリーブオイルもよく目にする組み合わせです。
抗酸化作用を持つ栄養素として有名なリコピンは
油と馴染みのいい脂溶性です。
特にトマトはそのままよりも
ピューレや液体状になっていると
より効率のいい吸収が期待できます。
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ではこちらの組み合わせはご存じですか?
少しマイナーかもしれませんが、
「蟹」と「柿」の組み合わせも昔からタブーとされてきました。
どちらも体を冷やす要素を持つから、というほかに
海の幸と山の幸である両方を食べるには
手に入れるまで時間がかかり、腐りやすいから
という風にも言われています。
生牡蠣が好きな方は
もちろんご存じ、レモンとの組み合わせ。
海のミルクと言われるほどなめらかな牡蠣を
レモンの酸味ですっきりとさせるだけでなく、
菌の繁殖を防ぐという効果も期待して
レモンを添えられることが多いのです。
このほかにも、ステーキとクレソンや
レバーとみょうがなど食べ合わせに関して
議論されるものはいろいろあります。
この食材の組み合わせはよく見る、
逆にあまり目にしない組み合わせには
何か理由があるのかもしれません。
さあ、今日の食卓からよく観察してみましょう!
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